プリンタ購入

パソコン歴十数年にしてようやくプリンタを購入した。機種はCanon iP4500、お値段約1.1万円也。
我が家のパソコン周辺機器の充実っぷりといったら語るに尽くせないものがあるのだが、プリンタだけはスルー対象だった。というのも、必要な印刷は会社で出来ていたし、そもそも家で出力したいものなんてない。デジカメで撮った写真のプリントは必要に応じて店に行けばいいし、年賀状も出さない。
そもそもペーパーレスでいたいんだ。ペーパーメディアを主軸としたデザイン会社に在籍していた頃、社内ITリテラシーの低さゆえに二度と見ることのないアレやソレな書類をわざわざファイリングし、整理のために場所と時間をとられ、年数回突発で発生する社内大掃除でどっかに消え、運悪く必要になった事態に大騒ぎし、最後には紛失した経緯について責任転嫁の応酬が始まる。
そういう馬鹿馬鹿しい経験をしてからというもの、紙媒体というものに対しては酷いアレルギー症状を持つようになった。
じゃあ何で買うことになったのか。就活において職務経歴書をPDF添付出来ない企業もあるうえに、ポートフォリオもつくんなきゃ、だからだ。短期的ゆえ馬鹿らしい投資だが致し方ない。諭吉1枚飛ばすにもずいぶん葛藤した。金のあるなし関係ないところで。
ITでペーパーレスがどうしたこうしたというのは前世紀からすでに寝言のようになってしまってるが、紙媒体を本気で無くすなら高性能でイカす電子ノートの普及か人間の電脳化、あとプリンタとか商業印刷機器を根絶しないと不可能だよね、などとプリンタ購入を機に妄想してしまうのであった。

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